「SEO=検索エンジン最適化」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思いますが、「具体的に何をやったらいいのかわからない」「難しそう」というイメージがありますよね。特に最近は「AIモード検索」や「AIによる概要」が使えるようになり、「そもそも今でもSEOって効果あるの?」と不安になる方もいると思います。
上司から「SEOはお金がかからないので対策して」と急にいわれても、どこから手を付ければいいのか迷ってしまうものです。キーワードをタイトルや文章に入れてみても何も変わらない…そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
SEOとは?基本的な考え方
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で日本語にすると「検索エンジン最適化」といいます。
具体的にはWebサイトの内容を、Google等の検索エンジンに理解しやすいように最適化すること、検索結果に表示させることで自分が伝えたい情報をユーザーにきちんと届けられるようにすることです。

近年は生成AIの進化によりインターネット検索に変化が起こっています。2025年9月にはGoogle検索に「AIモード」が国内実装され、会話型・要約型検索の利用が可能となりました。とはいえ、Googleが情報を理解し評価する軸は従来のSEOと共通しており、Webサイト・ページの品質やわかりやすさを高めることが引き続き重要です。
2025年の日本における検索エンジンのシェアは以下のとおりで、Googleが約80%と圧倒的です。現代のSEOは、Google検索対策を中心に行われています。
目的と仕組み
SEOの目的は、検索結果で自社サイトを見つけてもらい、サイトへの訪問数を増やすことです。自社に興味関心があるユーザーからの検索流入が増えると、問い合わせや商品購入といったコンバージョンにつながりやすくなります。検索での露出が増えることで、企業やサービスの認知向上にもつながるというメリットもあります。
このように、広告費をかけずに集客できるうえ、一度作ったコンテンツやページは長期間にわたり資産として活用できます。
検索エンジンは、独自のアルゴリズム(評価基準)を使ってWebページを理解し、「どのページを上位に表示するべきか」を判断しています。
2025年からはGoogle検索の「AIモード」や「AIによる概要」が導入され、AIによる要約表示や回答型の検索体験が広がりました。しかし、基本となるのは「質の高いページを評価する」という従来の仕組みです。こうした流れのなかで、AIからも評価されやすいGEO(AI向けコンテンツ最適化)の考え方も注目されつつあります。
SEOの施策の種類
SEOですべきことはいくつもありますが、大きく分類すると次のようなものになります。

内部施策とは今あるWebサイトの仕組みを修正するものです。
Webページは主にHTMLという言語を中心に書かれていますが、ロボットが読み込みにくい記述をしている場合、人間から見ると普通のWebページに見えても検索エンジンのロボット(クローラー)から見ると何を書いているのかまったくわからない状況が発生することがあります。
そのため、検索エンジンにも人間と同じように内容を理解させられるよう、内部対策を行う必要があります。
コンテンツSEO施策は、検索ニーズに沿ったコンテンツ(内容)を記載したページを作成する手法です。
外部施策は他のサイトからのリンクをいかにして獲得するかの施策です。
2026年、SEOのトレンドは?
2026年のSEOでも、Googleが評価の柱として掲げる「E-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)」が引き続き大きな役割を果たします。特に「誰が、どんな経験に基づいて情報を発信しているか」を明確にすることは、検索ユーザーだけでなくAIにも伝わりやすく、著者情報や実体験の提示がより重要視されるようになっています。
2025年から日本でも本格実装されたGoogle検索のAIモードや、表示が増えているAI Overview(AIによる要約表示)など、AIを介した検索体験が急速に拡大しました。これを受けて、GEO(Generative Engine Optimization)やLLMO(大規模言語モデル最適化)といった新しい概念も話題ですが、これらは仕組みがまだ流動的で、明確な対策手法や成果が見えにくいのが実情です。
こうした変化はあるものの、AI時代だからこそ「小手先のテクニックに頼らず、検索意図に合った良質なコンテンツをわかりやすく作る」ことがますます重要になっています。内部施策・外部施策の基本に忠実で、ユーザーにもAIにも読みやすく価値のあるWebページを作ることが、2026年も変わらずSEOの最も有効なアプローチです。